小1の壁とは?対策方法と退職を回避するポイントを解説

                   
※写真はすべてイメージです

子供が小学校に入学すると、小1の壁に直面することが多いと聞いて心配になっていませんか。「小1の壁ってどんなもの?」「小1の壁にどうやって対処すればいいの?」など疑問を抱いている方も少なくありません。この記事では、小1の壁とはどんなことなのかを解説するとともにママができる5つの対策を紹介しています。子供が小学校入学を控えている方はぜひ参考にしてください。

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小1の壁とは?

小1の壁とは、子供の小学校入学をきっかけに仕事と子育ての両立が難しくなることを指します。主な原因として、保育園と比べ学童保育の終了時間が早いため子供の帰宅時間も早くなってしまうことが挙げられます。また、宿題のフォローが必要になることや、学校行事への参加を頻繁に求められることによる負担の積み重ねも一つの原因として考えられます。その他の原因としては、夏休みや冬休みなどの長期休暇も無視できません。また長期休暇中も子供を学童保育へ通わせることで罪悪感を抱いてしまうママもいます。こういった原因から、小学校入学を機に仕事と子育ての両立が難しくなることを小1の壁といいます。小1の壁を乗り越えられず、退職を考えるママも珍しくありません。

>>関連記事:【小1の壁とは?】ワーママを悩ませる見えない壁の正体を解説

小1の壁を乗り越える5つの対策方法

小1の壁はどのように乗り越えればよいのでしょうか。ここでは、ママが実践したい5つの対策を紹介します。

1.ママ友など親同士での情報交換

情報交換できるママ友を作ることで、学校での子供の様子や学校への提出物等のさまざまな情報を教えてもらうことができ、不安を解消できます。また、同じ境遇のママ友であれば、何か困ったことがあった場合にお互いに相談もすることもできます。小学校でのママ友ができなかった場合は、保育園時代のママ友と情報交換をしたり、学童保育でママ友を作ってみてもよいでしょう。

2.パートナーや祖父母など家族に頼る

宿題のフォローや学童へのお迎えなどパートナーであるパパにも担当してもらい、ママ一人の負担を軽減することも一つの方法です。祖父母が近くに住んでいる場合は困った際に助けてもらえるように事前に相談しておくと心強いですね。

3.タイムスケジュールの見直し

子供が小学校へ入学すると、家庭内で子供へフォローするべきことも増え、夜や朝の時間の過ごし方が変わっていきます。宿題の時間、持ち物チェックの時間など、新たに加わったタスクをタイムスケジュールに組み込みましょう。また家族間でスケジュールを共有しておくことで、無駄を省きやすくなります。

4.外部サービスの活用

学童に入れない場合、民間学童保育の利用などを検討するのも良いでしょう。民間学童保育の利点は、サービスによっては延長保育を実施している点です。月額数万円程度の費用はかかりますが、上手に活用すれば小1の壁を乗り越えやすくなります。

5.習い事をさせる

習い事をはじめることで、その時間は子供を教室に預かってもらうことができます。ただし、送迎のサービスがない習い事も多いため、近所での教室を探すか、 送迎のみファミリーサポートなどのサービスを利用しても良いかもしれません。

>>関連記事:【小1の壁 ママ友編】小学校に行くとお付き合いはどう変わる?ワーママがママ友を作る方法は?

小1の壁を回避する為、働き方を見直すママも!

小1の壁は、ママの働き方を見直すことでも乗り越えることができます。

今の会社で働き方を見直す

同じ会社で働き続ける場合は、定時で退社しやすい部署への異動を検討してもよいでしょう。残業が減ることで、学童保育の終了時間に悩まされにくくなります。部署異動が難しい場合は、正社員から契約社員への契約の切り替えも一つの方法です。生活の変化には対応しやすくなる一方で、キャリアプランの見直しは大きいため、慎重に検討しましょう。

転職することで働き方を見直す

小学校入学を機に、働きやすい会社へ転職するという選択も考えられます。たとえば、リモートワークを導入している会社であれば、自宅で働けるため小1の壁に対処しやすくなります。あるいは、小学校入学後も時短勤務制度が利用可能な会社を探してもよいでしょう。柔軟な働き方に対して職場の理解を得られない場合は、転職が現実的な選択肢となることもあります。

>>関連記事: 小1の壁をテレワークできる職場に転職して突破した話

家族の生活が大きく変わる小1の壁!早めの情報収集と対策を

子供の小学校入学をきっかけに、仕事と子育ての両立が難しくなる小1の壁。家族の生活が大きく変わるため、早めに情報取集をし具体的な対策を講じておくことが重要です。小1の壁は、様々な対策やママの働き方の見直しなどによって乗り越えやすくなります。家族の協力だけでなく外部のサービスも利用するなどして、家庭環境に合った対策を見つけてください。

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