育休からの復帰タイミングでどうしても転職したい…。しかし、せっかく保育園への入園ができたのに、転職によって退園せざるを得ない状況になっては元も子もない…。そうお悩みの方に、今回は東京23区の保育園継続の条件について各区役所から情報収集してまとめました。育休明けの転職活動の参考資料としてご活用ください。
※最新の条件については、直接ご自身で区役所にお問い合わせください
もくじ
まずは東京23区の各エリアにおける育休明け転職と保育園の継続条件をまとめました。「現職に復帰せずに転職した場合」と「現職復帰後に転職した場合」のそれぞれのケースでどうなるかヒアリングした結果を記載しています。
上の表を見てもわかる通り、前提として現職への復帰が必要と回答したエリアが過半数を占めており、現職への復帰なしに転職した場合は保育園への影響が出る可能性は高そうです。
やむを得ない事情で転職するとなった場合でも、基本的には同じ勤務条件を満たしていないと保育園に入園できる点数から下回り退園せざるを得ない状況になると回答したエリアも多くあります。
1日でも復職すれば即時退園にならない、という回答が多かったですが基本的には転職へのスタンスは厳しく、同じ勤務条件を満たす必要があると回答したエリアが半数でした。
「入園の最低基準を満たしていれば同条件でなくても良い」と回答したエリアは、板橋区・江東区・渋谷区・台東区・千代田区・中央区・中野区・目黒区の8エリアでした。
所属している会社のやむを得ない事情による転職活動は、特例として受け入れられる可能性が高く、「個別に相談の上で検討する」という回答をほぼ全エリアが出しています。この場合も勤務条件は同じであることを求めるエリアが半数ほどでした。
上記の通り、転職を実現するにあたっては同じ勤務条件であることが求められます。その場合、基本的にはフルタイムの条件を前提として判断されます。時短勤務はあくまでも期限付きで許可されている状態なので、転職活動の際にはフルタイムを前提とした時短勤務の雇用条件を提示している会社の求人情報を探しましょう。就業時間が減ることで保育園の継続に影響が出る可能性があります。
育休明けの転職は保育園への影響が出る可能性があることは事実です。しかし転職の動機は人それぞれですから、一概に保育園を退園せざるを得ない状況におちいることにはならないでしょう。大切なのは転職活動を始めるタイミングでしっかりと現状を把握すること。転職によって保育園の継続にどのような影響があるか、自ら区役所に問い合わせて確認しましょう。
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