ワーママの転職、子育てとの両立は不安だけれどキャリアを考えるならフルタイムで考えたいですよね。しかし、実際にフルタイムで転職すると思わぬ落とし穴があることも。今回は就業時間の観点からフルタイムで転職する際の注意点や、時短転職のメリットをご紹介します。
もくじ
これは未就学児を育てているワーママのエピソードで出てきた一言です。彼女は産後に現職に復帰した後、働き方を見直したいとのことでフレックス制度があるIT企業への転職をしました。しかし、実際に制度は存在するものの、しっかり運用されているわけではなかったのです。
実際には、以下のような組織文化が根付いていることが制度が活用されていないと感じたポイントでした。
制度があるものの運用がなされていない状況から、新たに時短転職を検討して活動。最終的にはリモートワーク制度があり、実際に活用されている企業へ転職しました。
また子どもが小学校に上がってからフルタイムで働くのが厳しくなった、いわゆる小1の壁による転職というケースもあります。小1の壁についてはこちらの記事をご参照ください。
関連記事:小1の壁で働き方や勤務時間を変えるママは多い?正社員は続けられる?
上記のエピソードにもある通り、制度があるだけでは実際に制度活用を前提とした働き方が実現できるとは限りません。転職活動において、制度がしっかりと運用されているかどうかは非常に重要な確認ポイントです。
についてはしっかりと情報収集したいところ。選考過程で企業の採用担当者に直接確認したり、実際に働いているワーママに話を聞く機会を作ってもらえるか相談してみましょう。
制度が活用できるか確認できたら、もう一歩踏み込んだ情報収集まで意識しましょう。その会社・部署・職種の前提となっている働き方やカルチャーについて、会社の採用ページやブログなどオンラインで情報を集め、面接時に確認することをおすすめします。
リアルミーキャリアの登録者からも「フルタイムで働いているが残業できない前提なので、昇格昇給の対象外になってしまった。そのため転職を検討することにした。」と話されるケースがありました。転職後に現在の環境よりもさまざまな点で改善されるか、ワーママにとって非常に大事な観点です。できるだけ情報収集につとめましょう。
最後に時短転職のメリットをご紹介します。時短社員で転職する場合、就業条件が明確になるという点が大きいです。フルタイムの場合、既存社員と同じ就業条件となるため残業が前提となっているケースが多く存在します。一方、時短社員であれば既存社員と異なる就業条件となるため、残業が前提になるケースは少なくなります。
時短転職に特化したエージェントを活用すると、時短勤務に理解があり、実績がある求人情報を得ることができます。社内制度がどの程度運用されているかもエージェント側で情報を持っているので、効率的に情報収集できる点がメリットです。
また時短勤務に詳しいエージェントを経由して内定後の条件交渉をすることで、働きやすい条件を譲歩してもらえる可能性が高まります。
時短社員で働き始めてからフルタイムへとステップアップすることも可能なので、ぜひ時短転職という選択肢も検討してみてください。
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