小1の壁、こんなタイムスケジュールで乗り越えました

                   
小1の壁において、フルタイムで働くワーママの時間管理方法は誰もが悩む大きな課題のひとつでしょう。今回は小1の壁を乗り越えたタイムスケジュールを朝から晩まで細かくご紹介します。
※写真はすべてイメージです

小1の壁において、フルタイムで働くワーママの時間管理方法は誰もが悩む大きな課題のひとつでしょう。今回は小1の壁を乗り越えたタイムスケジュールを朝から晩まで細かくご紹介します。

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小学校入学前に不安だったこと

小学校入学前に不安だった点は学童です。中野区の公共学童の事情は予想以上に厳しかったのです。

Sさん(30代・子供2人)
私は東京都中野区在住、39歳でIT関連の業種で経理の正社員をしています。フレックタイム採用の会社ですが、基本勤務時間は9時〜18時です。子供は小学5年生、1年生の子供の2人。昨年、新居を中野区内に購入したのをきっかけに引っ越してきました。入る予定だった学校の学童に落ちてしまったため、改めて小1の壁を実感し、民間学童の利用を決めました。わが家が小1の壁を乗り越えたスケジュールを紹介します。

第一子の時に住んでいた区では、働いていれば学童に入れないことはありませんでした。学童は学校内にあり19時まで預けられたので、お迎えの時間に間に合わせることは十分できていたんです。

中野区に転居して驚いたのは、保育園の待機児童だけではなく、学童に入れない児童がたくさんいるということ。学童に入るためには審査があり、ポイント制で優先順位が高い児童から入ることができます。上の子は高学年なので、塾通いもあり、学童はもう必要ありません。しかし、2人目はまだ1年生のため、安心して過ごせる学童に入れることが必須でした。しかし、引っ越してきて学童に入れないという通知をもらったのです。

学童以外にも学校内には誰でも放課後を過ごせる施設があります。しかし、利用は18時まで。私の勤務時間では18時のお迎えは間に合いません。仕方なく、民間学童を検討し、英語で学童保育をしてくれる施設を選びました。月謝は約7万円と、学校の学童が数千円で利用できるのと比べて高額でしたが、夫も私も終業時間を調整することが難しいため、民間学童を選ぶほかありません。それでも、安全な環境であり、お迎えもある、英語が身につくというメリットが大きい学童を利用することにしたんです。子供が行きたくないと言ったらどうしようという不安はありました。ほかに頼るところもなく、近隣の学童は限られているので、子供が慣れてくれることを祈りながら、4月から通いはじめました。

入学後のタイムスケジュール

時刻タスク
6:30起床、朝食づくり、身支度
7:00子供たちを起こす
7:15朝食
7:45子供たちを学校へ送り出す
8:00夫 出勤
8:15私 出勤
9:00出社、仕事開始
15:00子供 民間学童へ
18:00退社
18:45帰宅
19:15子供 帰宅(家のそばでお迎え)
19:30夕食
20:30お風呂
21:00子供 就寝
22:00夫 帰宅
1日のタイムスケジュール

上の子には鍵を持たせているので、学校が終わったら1人で帰宅します。塾にも自分で行って帰ってくるので問題ありません。小学校1年生になったばかりの子供はまだ鍵を持たせておらず、お迎えが必要です。

通っている民間学童は送迎バスがあり、下校時のタイミングに直接学校まで迎えに行ってくれます。終わるのは18時半ですが、親の都合に合わせて対応を取ってくれてとても助かりました。学校の学童だと、学校まで自転車などで迎えに行かなくてはなりませんが、民間学童のバスは家のすぐそばまで来てくれます。そのため、帰宅してから晩ごはんの支度をしつつ、すぐに迎えに行けるのもよかったです。

民間学童にはスナックタイムがありますが、スナック菓子を食べているだけなので、お腹を空かせて帰ってきます。私が帰宅してから子供が帰宅するまで少し時間があるので、帰りにスーパーに寄ったり、簡単な支度をして子供が帰宅したタイミングで晩ごはんの時間にしています。

上の子の時には、一緒にスーパーに行ってから食事の支度をしていたので、食べるのがいつも20時すぎで、寝るのは22時を超えていました。下の子が小学1年生になってからは、学校の学童に入れないというアクシデントはありましたが、民間学童の手厚いサービスによって、スケジュールにも余裕が生まれました。子供も21時と寝る時間が早くなり、朝もスムーズに起きられています。

入学後に大変だったスケジュール調整のポイント

入学後に大変だったスケジュール調整を民間学童で乗り切りました。

学校の都合により授業が半日になることがよくあります。民間の学童なので、それらを事前に調整しないといけません。小学1年生は意外と授業の時間が短いのですが、民間学童の方にはとても柔軟に対応してもらっています。

基本的に13時半以降は利用できる施設のため、平日困ることはありません。また最大で20時30分まで預かってくれるため、残業がある日や、私がお迎えに行けない日でも柔軟に対応してくれます。民間学童は預かり時間に余裕があるので、定時に退勤できない日でも安心して利用できる点はよかったです。

学校の学童は1分でも遅れると注意されるので、シッターさんや友人などに頼んでお迎えしないといけなくて大変…とママ友からは聞きました。その点、民間学童は、電話一本でお迎え時間の変更ができるのでとても助かっています。子供も同じ小学校や近隣の子供たちと仲良くなり、今では毎日の放課後の居場所になりました。民間学童は費用はかかりますが、公共の学童施設よりも使い勝手が良いですし、習い事の代わりにもできるのでおすすめです。

民間学童で小1の壁の時間管理を乗り越えた

民間学童を使えば、自分のスケジュールに合わせて送迎をしてもらえるため、仕事を調整する必要がありません。送迎の手間も減り、かえって時間に余裕が生まれることになりました。公共の学童に入れずにどうしよう……と悩みましたが、最終的に私は民間学童を使うことにして良かったと思っています。

小1の壁における時間管理はワーママにとって大きな課題なので、家族だけでなくサポートしてもらえるサービスを利用して乗り越えることを考えてみてはいかがでしょうか。

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