育休明けの仕事復帰までに準備しておきたい12のポイント

                   
育休明けの仕事復帰までに準備しておきたい12のポイントをご紹介します。
※写真はすべてイメージです

育休明けの仕事復帰は想像以上に大変です。家族やパートナーはもちろんのこと、職場や保育園など外部サービスのサポートを整えておかないと、家事・育児と仕事を両立させることは難しいのです。そのため、育休明けの復帰を不安に思っている人も多いのではないでしょうか。そこで、本記事では育休明けの仕事復帰までに準備しておきたいことを紹介します。

【時短正社員転職の圧倒的実績!】
リアルミーキャリア(無料)

まずはパートナーや家族とすり合わせしよう

パートナーや家族とすり合わせしてこれからの生活での家事・育児の分担を決めましょう

職場に復帰すると、これまでの生活スタイルが一変します。育児も家事も仕事も、何もかも一人で背負うには無理があります。パートナーや家族の協力が必要になるのです。十分に話し合い、育児と家事の分担をきめておくようにしましょう。

まず、保育園への送り迎えは誰が行うのかを決めます。送り迎えの担当になったとしても、急な仕事や幼児が入った場合にどのように対応するのか、決めておくことも大切です。次に、保育園からの連絡はどちらが受けるのかも決めましょう。子供は急に熱を出したりケガしたりするため、仕事中に保育園から電話がかかってくることもあるのです。

子供が病気のときはどのように対応すればよいのか、サポート体制も整えておかなくてはなりません。日頃から子供の健康について相談できるかかりつけ医がいると安心です。また、自分もパートナーも仕事で休めないとき、ファミリーサポートセンター(通称:ファミサポ)や病児保育など、公的・民間の育児支援サービスを利用することをおすすめします。いざというとき慌てないように、あらかじめかかりつけ医をはじめ、ファミリーサポートセンターや病児保育など探しておきましょう。

パートナーとは家事の分担も決めておきます。口約束だとなあなあになってしまい、自分がやることになってしまうことも…。分担する家事を二人で書き出してリスト化すると、お互いに家事の得手不得手を把握できるのでおすすめです。パートナーもうまく家事に巻き込みましょう。

また、時間を節約するために家電を利用する手もあります。たとえば、お掃除ロボットや低温調理器、食器洗い機などの利用を考えてみてはどうでしょうか。

【パートナーや家族とすりあわせるポイント】

  1. 保育園の送り迎えの担当を決める
  2. 急な残業のときの担当をどうするか決める
  3. 保育園の連絡対応の担当を決める
  4. かかりつけ医・ファミリーサポートセンター・病児保育を探す
  5. パートナーと家事の分担を決める
  6. 時間を節約するために家電を利用するかを決める

職場との期待値調整も大事な要素

育休から復帰する前にはしっかり職場の上司や同僚と働き方のすり合わせをしておきましょう。

3歳未満の子供がいる場合は育児・介護休業法に定められた「所定時間の短縮措置(短時間勤務制度)」を利用して、勤務時間を1日あたり6時間に短縮することが可能です。時短にするのか、フルタイムで働くのか、子供に合わせた働き方を選びましょう。ただし、時短を選んだ場合、短くなった時給分の給与はもらえないので注意が必要です。

育児・介護休業法によって、職場復帰すると原則として育休前と同じ業務に戻れるようになっています。しかし、社員の異動や時短を選択したことなどで同じ業務ができない可能性もあります。上司と業務内容と業務量について話し合うようにしましょう。また、仕事内容によってはリモートワークやフレックス制度が利用できる場合があります。こちらも相談が必要です。就業規則や育児介護休業規定にも目を通しておきましょう。

子供はいつ体調を崩すかわからないもの。急に熱を出したり、病気になったりします。もしものときに会社に迷惑をかけることがないように、できるだけ対策を立てておきましょう。まず、有給休暇がどのぐらい残っているのか確認しましょう。次に、早退したり休んだりしたときに誰に仕事を引き継ぐかも相談しておきます。育休から復帰後は、上司はもちろん同僚からのサポートも必要になります。一緒に仕事をする仲間と定期的に情報を共有しておくようにしましょう。

【職場ですりあわせるポイント】

  1. 時短にするのか、フルタイムで働くのかを決める
  2. 上司と業務内容と業務量について話し合う
  3. リモートワークやフレックス制度が利用できるかを確認する
  4. 有給休暇の残り日数を確認する
  5. 急な早退や子供の看病の際に、誰に仕事を引き継ぐかを決める
  6. 仕事をする仲間との情報共有の仕方を決める

仕事復帰の準備は育休中にやっておこう

リモートワーク(テレワーク)やフレックスタイム制度ってどうなの?ワーママが柔軟な働き方をするメリットと課題のイメージ

育休明けに職場復帰すると、急に負担が増えて時間が足りなくなります。そのため、育休中の時間に余裕があるときに、育児や家事の役割分担を決めておくことをおすすめします。具体的なイメージを持って、パートナーと話し合うと復帰後もスムーズになりますよ。可能であれば職場復帰前に会社に出向き、上司や人事担当と勤務時間や業務内容など細かな打ち合わせをしておきましょう。

ワーママ専門の転職エージェント「リアルミーキャリア」では、入社すぐから時短勤務・フレックスタイム制度・リモートワーク可能な正社員の求人をご紹介しています。リモートワークやフレックス制度の根付いている求人も増えてきていることから、育休復帰後の配置転換や職場の雰囲気に悩むママからの相談も多数寄せられています。お気軽にご相談ください。

有給休暇の日数や残業の有無・時短勤務可能な子供の年齢、リモート勤務の可否など、細かい条件をあなたに代わって企業に確認します。子育てに理解のある会社で家庭も仕事も充実させませんか。