新型コロナウイルス感染拡大防止にともない、テレワークを実施している会社が増えました。休校や保育園の休園に対応しながら、子供と一緒に在宅勤務をしている共働き家庭も少なくありません。
「育児しながら在宅勤務なんて仕事にならない!無理!」と思うものの、なんとかしてやらなければいけない事態に直面している今。子供を育児しながらテレワークをしているママやパパたちは、いったいどのようにして在宅勤務と育児を両立させているのでしょうか。
ここでは、子供をみながらテレワークをする際の悩みや日中の過ごし方、外遊びの方法から家事のコツまで、実際に育児しながら在宅勤務をしているママとパパの体験談をご紹介します。
もくじ
育児しながらの在宅勤務は、共働き家庭が直面する大きな問題。静かにしてと言っても子供が聞く耳を持つはずがなく、何度も何度も話しかけてきたり、興味津々でテレビ会議に乱入したり…。
仕方なくテレビやiPad、YouTubeなどの動画、お菓子で間をもたせている人は多いのではないでしょうか。本当はもっと子供にかまってあげたいのに、仕事中はつい邪険に扱ってしまい落ち込むことも…。
子供をみながらテレワークする環境を整えるための苦労や、子供の勉強や遊びの相手・食事の準備・通常の家事と仕事が同時にのしかかる時間的・体力的な負担は相当なもの。
仕事時間の確保の大変さ以外にも、仕事のパフォーマンスが低下してしまう罪悪感や、テレビや動画漬けで放置している子供への罪悪感など、会社と子供に対しての罪悪感の板挟みで精神的につらい思いをしているママもいることでしょう。
たとえば、動画はダンスができるものやNHK for Schoolならたくさん見てもOKにする、アプリは知育系や学習ゲームならたくさんやってもOKにする、といった具合に、親自身が罪悪感を抱かないためのルールを決めるのも良いでしょう。
体力的にも時間的にも厳しい毎日のなかで、さらに子供への罪悪感に苛まれる日々が続くのは、親のメンタルに影響が出かねません。
ワーママ専門転職エージェント「リアルミーキャリア」のママ・パパメンバーも、現在は試行錯誤をしながら子供と一緒に在宅勤務をしています。
在宅勤務と育児を両立するうえでの苦労や対処法、外遊びの方法、在宅勤務中の家事のコツなど、子供をみながらの在宅勤務事情について聞いてみました。
1歳から中学生まで、さまざまな年代の子供を育てる9人のママ・パパの体験談をご紹介します。
夫は介護現場で働いているため、現在も職場に出勤です。
リビング、公園
【午前】思いっきり外で遊ばせる
【昼】昼寝してもらい、仕事を開始
【午後】ひとり遊びできないタイプなので、昼寝から起きたらほとんど仕事ができません。YouTubeもレゴもアンパンマンのPCのおもちゃも「一緒に」遊びたがるし、遊ばないと泣いてキレます…。
近所の川沿いをひたすら歩く、人の来ない空き地のような公園に砂場セットを持っていき土を掘る(砂ではなく土)、花を探すといったことをしています。
子供がまだ上手にうがいできないので、一口タイプのはちみつを購入し、外から帰ってきたら食べてもらっています。
パルシステムと食べチョクで食料を調達しているので、スーパーは2ヶ月くらい行っていません。子供の食べムラが激しいので、フルーツ類を大量に買ってストックしたり、栄養バランスを整えるためにいつも以上に野菜を仕入れてごはんに盛り込んだりしています。
小麦粉で遊びながらご飯を作ったり、葉ものをちぎってもらったり、料理は子供と一緒になんとか楽しんでもらうよう工夫しています。
夫婦どちらの親も比較的近くに住んでいますが、家族内でコロナをうつしてしまう(うつされてしまう)のが怖く、2月以降一度も会っていません。シッターさんの利用も考えましたが、さすがに今はそれは避けたいところです。
平日日中のワンオペで仕事がほぼ不可能に感じています。すぐそこにPCがあるのに触れない・集中して仕事できる時間がないことにイラッとしてしまいます。
悩んでいるママは多いはずなのに、意外と在宅勤務×育児はメディアに取り上げられないんだなぁと、そんなことを考えています。
在宅勤務中の夫は激務で別室にこもっているため、ほぼワンオペです。
ダイニングテーブル。横のリビングで子供が遊んでいます。
【小1息子】一応ひとり遊びができるので、iPad、新しい絵本、工作材料、工作ブック、粘土、ぬりえなど色々用意しました。最初は夢中になって取り組むものの、毎日同じものばかりだとやはり飽きてしまうみたいで…。
友達と遊びたい!毎日つまらない!暇!と怒って泣き出すことが多く困っています。 今の状況は子供なりに一応理解しているものの感情が追い付いていないみたいで、精神面のケアが必要だと思う今日この頃です。
先日は保育園時代のお友達とLINEビデオ通話をして、わいわい楽しんでいました。子供もオンラインツールを活用した交流はありだなと思いました。
【1歳娘】ダイソーで100円の絵本やおもちゃを買いこみ、毎日少しずつ出しています。いないいないばあっ!の録画、パプリカ、娘がお気に入りのOfficial髭男dismのMVをずっと流しています。
5歳差なので兄妹で一緒に遊ぶことは難しいですが、お兄ちゃんが一緒にいると寂しくないみたいで、比較的ご機嫌でいてくれるので助かっています。1歳なので基本お昼寝はしてくれますが、運動不足なこともあり、最近はなかなか寝てくれなくて困っています。
【学習面】仕事の片手間に小学校の宿題(音読)や進研ゼミで学習をサポートしていますが、なかなか時間がとれず…。チャレンジタッチやスマイルゼミなどひとりで学習できるタブレット教材が気になっています。
【稼働時間】日中の稼働時間にはどうしても限りがあるため、朝早くや夜子供が寝てから、夫に子供がみてもらえる土曜日にカバーをしています。
毎日YouTubeを見ながらラジオ体操を2セットしています。ピカチュウやガチャピン、マイクラ、キティなどバリエーションがあるので、飽きずに取り組めます。ラジオ体操は意外とテンポが速く、良い運動になっています。 外遊びは、家の前で縄跳びやボール蹴りをしたり、人との距離に気を付けながらマスクをして散歩に行ったりしています。やはりずっと家の中にいるのは、子供にはかなりストレスなようです…。
食事の準備や献立決めに頭と時間を使いたくないため、食事はかなり手抜きをしています。 昼は冷凍食品(チャーハン・ラーメン・牛丼・オムライスなど)。夜は生協の冷凍惣菜や焼くだけの肉、Oisixのミールキットを活用しています。ウーバーイーツや出前館などデリバリーもよく使うようになりました。外食したい欲が満たされるのでありがたいです。
1歳児の食事は、保育園並みの栄養たっぷりな幼児食を毎日手作りするのは無理だと判断し、ベビーフードを大量にストックしています。毎日ベビーフードばかりで申し訳ない気持ちもありますが、多くの食材を使った栄養バランスの整った食事がとれるので逆に安心だと割り切ることにしました。
ミールキットやデリバリーで食費が高くついていますが、休園・休校中は保育料も学童代もかからないからトントンだし、必要経費だと思って割り切っています。
友人知人の話を聞いていると睡眠時間を削って早朝や夜中に仕事をしている親が多く、今の状態が長期化すると共働き家庭で過労死する親が出てくるのでは…。
子供が日中放置されている生活が長く続くと、子供の発育や精神面に影響が出てしまうのではないかということも心配です。共働きではない友達が毎日子供と料理をしたり、クラフトに取り組んだり、DIYをしたり、子供とじっくりお家時間を過ごしている様子をSNSで見ると、TVやYouTubeに頼りっぱなしで子供に構ってあげられないことに罪悪感があります。
小学生のお兄ちゃんは、親が家庭学習の時間がとれるかどうかで学習面の格差が出そうなのが気がかりです。
妻も在宅勤務なので、午前と午後で子供のメイン担当をわけています。
リビングの仕事用デスク(今後別室に変更したいです)
【過ごし方】YouTubeで電車の動画(もしくはEテレ)→お外に行く、の繰り返しです。YouTubeやTVはあまり連続で見過ぎないよう、1〜1.5時間で一度切り上げています。
家庭保育の部分は親だけで担保しきれないので、「こどもちゃれんじ」を開始しました。(とはいえ、あまりやってくれてはいない…。)
【工夫していること】とにかく早起きして仕事をするようにしています。足りない分は土曜早朝で補填。夕食も早く作るようにし、早寝早起き生活にシフトしました。妻も在宅勤務なので、午前と午後、夫婦で仕事と子供の担当をわけて対応しています。
外出しない方が良いとはいえ、基本的に毎日お散歩や公園に行っています。子供が電車好きなので電車を見に行くことも多いです。雨の日は抱っこ紐で1回だけでも外に出て気分転換しています。
豚汁・カレーなど、翌日アレンジできるレシピを作るようにしています。
今の状況の終わりが見えないことがつらいです。外出できない雨の日は子供がパワーを持て余すのでとくにつらいです…。長いあいだお友達と遊べないのがかわいそうだし、親が十分に構ってあげることができず子供の発達に影響が出ないか心配です。
夫も基本的に在宅勤務
本を置くための部屋を仕事部屋に変更し、夫と2人で仕事しています。
年齢的に親は仕事、姉妹2人はリビングで過ごすという形で過ごせるため、そこは助かっています。
夫が主体となり簡単な学習計画を立てさせて、2人で取り組んでもらっています。スマートフォンがあるとまったくやらないため、夕方までは没収。日により集中できる・できないはあるものの、1日の計画分は終わらせるようになってきました。
仕事の合間に時々見に行くと、姉妹2人でゴロゴロしたり漫画を読んだり…。イライラしないようにあまり見にいかないようにしています。
子供の生活リズムをなるべく乱さないよう、朝は8時(遅くとも9時)までに起床・夜は22時就寝を徹底しています。
平日はお散歩程度しかできていないです。最近お昼ご飯の後にラジオ体操を始めました。
夫婦ともに在宅勤務なので、朝・晩決まった時間に食べさせることができています。家事は夫と交代でしています。
子供も大人もストレスがたまってきていることは間違いないです。この状態がいつまで続くのかわからず不安が募ります。中学生のお姉ちゃんは学習塾も休みになり、勉強の遅れが来年の受験に響かないか心配です。
夫は週1在宅勤務、週5で出社(土日もどちらか出勤あり)。基本的にワンオペです。
基本的にリビング、オンライン会議や面談のときは別室で仕事しています。
【午前】朝食後はAmazonプライムビデオで映画や好きなアニメを見せています。
【午後】アニメを見る+ドリル(ひらがな、カタカナ)+勉強アプリ。仕事の昼休みに子供と一緒に工作や遊びをしたり、散歩をしたりしています。コンビニでは物を買うときにお金の支払いをさせて、お金の概念を学習させています。
【夜】子供と一緒に料理を作るようにしています。お手伝いをさせると子供が満足そうです。やりたいと思っていたことができて子供のストレス解消になるような気がします。(料理は私が作りたくないときは作りません…)
【仕事】 保育園送迎がなくなったので朝方に切り替え中。子供がもたなそうな場合は、「○分だけ遊ぶから、遊び終わったら仕事させてもらうね」と声掛けしてメリハリをつけています。
昼休みに親子で散歩、たまに自転車の練習もします。夜に自分の筋トレもかねて、子供と一緒にSwitchの Fit Boxingで遊んでいます。クリアするとトレーナーの衣装が増えるのが嬉しいみたいで、5歳児も意外と夢中になってやってくれます。(すぐ飽きるときもありますが…)
昼はウーバーイーツやコンビニを活用。料理はすぐに調理できる冷凍ストックや、冷凍食品の大容量製品(肉、カット野菜)などを使い、ホットクック(自動調理鍋)で時短しています。夫が自宅勤務のときは、家事は全部やってもらっています。
保育園のお友達に会えないのがつらいみたいで、見ていてかわいそうです。
在宅勤務中の子供の遊ばせ方は本当に悩みます。仕事中はAmazonプライムビデオ、YouTubeを見せてばっかりで大丈夫なのかな?と心配になります。せめて1人で見せないように、仕事している隣で見せて、見ている動画に関する会話をするようにしています。(そのかわり私の集中力がもたない…)
普段から夜寝ない子でしたが、今は体力を使わないからさらに寝なくなって困っています。
夫も在宅勤務をしていて、子供を交代で見てもらっています。
自分はリビング、夫は自室で仕事をしています。
【小1息子】レゴが大好きなので、親の仕事中はほぼレゴ・テレビ・iPadの3択。15時になるとアレクサが「勉強の時間です」と教えてくれますが、ほとんどやっていません…。
勉強は仕事しながら隣で見ていてあげないとめちゃくちゃなので(ひらがなの書き順が間違っている)、親も強く「勉強しなさい」と言えないのが悩みです。勉強をした日はシールを貼り、たまると次のレゴを買って良いことにしています。
就業後は一緒に夕飯を作るなどして、息子と2人きりの時間を大事にするようにしています。妹の面倒を見てくれていることにお礼を言うように意識しています。
【2歳娘】長男と一緒にテレビとiPadを見ている時間が多くて不安だが、頼らざるを得ない状況。声掛けは頻繁にして、「お膝に乗りたい」という時は拒まず、仕事をしながらも受け入れるようにしています。どうにもグズグズするときは外へお散歩に行っています。
決まった時間に昼寝させることが難しく、夕方に寝てしまうことがほとんどです。夜もちゃんと寝るので、今は良しとしています。
子供もとくに行きたがらないため、外遊びはほとんどしていません。夫が散歩も公園もNGという方針なので連れていくとしたら自分しかおらず、仕事のある日に子供2人連れ出すのは難しいため、土日に少し連れ出しています。(私がたまに子供を連れ出すことに対しては、夫も反対しません)
基本的にずっと家にこもっているので、家中の窓を開けて外気を取り入れるよう意識しています。運動のために室内トランポリンを買いたいけれど、どこも売り切れで困っています。
週のうち1~2日は夕飯をパルシステムのミールキットに頼っています。味噌汁に野菜をたくさん入れて、手軽に野菜を取れるようにしています。
朝はグラノーラ+フルーツなど簡単にすませ、お昼に普段の朝ご飯(パン食)メニューを持ってくる日を設けています。ウーバーイーツなどデリバリーもよく使います。
家事は夫と分担。在宅勤務とはいえ仕事の状況で夫に頼れない時もあるので、夕方以降は夫が通勤しているときと同じタイムスケジュールで動くようにしています。(お風呂は自分で子供2人を入れる想定で動くなど)
ずっと家にいるので、子供の運動不足が心配です。外出自粛に関する夫との方針の違いがあり、自分1人で子供2人を連れ出すのが大変でちょっとつらいです。
夫も基本在宅勤務をしていますが、仕事の外出で不在なことも多いです。
自分はリビングか寝室、夫は自分の書斎。
【3歳娘】おままごと・ブロック遊び・パズル・アニメ(アンパンマンとトーマス)・絵本を1日の中でローテーションして過ごしています。本人がやりたいことをやらせていますが、だんだんアニメを見る時間が増えていてマズイと思い、遊び方の時間割を作ろうかと検討中です。子供の過ごし方の工夫がうまくいかず、正直なところHELP!!!という状態です。
【仕事時間】 朝は早起きし、子供が起床する前の時間を仕事時間にあてています。(5時〜8時頃) 仕事中はMTGをすることが多いので、夫婦で時間帯をわけてMTG時間を分担しています。(約束したわけではないが自然とそういう形に落ち着きました。)
午前は自分のオンラインMTGが入ることが多いので、夫はMTGを入れずに事務処理系の仕事と子供のケアを交互に。午後は夫が外出やMTGが入ることが多いので、自分はMTGを入れずに仕事と子供ケアをしています。
昼間、毎日30分程度、たまに長めに1時間程度の散歩に出かけています。(多少の雨でも出かける) 混雑しているため、基本的に公園にはいきません。
買い物はほぼネットスーパーか通販。食材や日用品は西友のネットスーパーを利用しています。週1~2回はOisixのミールキットを活用。料理のレパートリーに行き詰まるので助かっています。
野菜嫌いの娘。今まで野菜は保育園でみんなと一緒なら食べていた状態だったが、保育園に行かなくなり、家では食べないため栄養の偏りが心配です。 親の仕事中はアニメを見る時間が長くなってしまい、遊びの質にも危機感を感じています。
3歳なのでまだ聞き分けがないため、静止をふりきってどちらかのオンラインMTGに乱入してくるのも悩みです。
ワンオペでみています。
保育園が休園ではなく登園自粛要請なため、ワンオペなことを踏まえ今のところ3人姉妹のうち長女は保育園に行かせています。
朝は子供を早起きさせて、8時までみっちりスキンシップタイム。仕事中は「サバイバルごっこ」をさせ、子供だけで遊ばせています。何か命の危険があるときのみ声掛けするルールにしています。子供たちのケンカは血が飛び散るので、すぐ仲裁に入るようにしています。
昼休憩の1時間のうち30分近所を散歩、雨の日は家の中でプリンセスのミュージカルごっこ(歌・ダンス)をしています。
料理することが自分のストレス発散になるので、ストレス解消もかねて割としっかり作っています。
つらいと思うことをあげたらキリがないけど、明石家さんまさんの言葉「生きてるだけで丸儲け」を合言葉に、今家族のみんなが元気でいるありがたみを噛み締めています。
基本ワンオペです。
リビング・寝室・子供部屋・キッチンなど臨機応変に場所を変えて仕事をしています。
休校・休園中も、起床(6時~6時半)と就寝(20時半)の生活リズムを維持するようにしています。
【子供の1日の過ごし方】
・始業前(〜9時半)外遊びをしたり、子供に洗濯干しなど家事手伝いをさせたり。
・午前中(9時半~11時半すぎ)プリント→10時のおやつ→自由遊び
・昼寝(13時~14時半すぎ)2人まとめて昼寝タイム
・午後(15時〜17時)3時のおやつ→自由遊び。
【学習面】プリントは点つなぎ、迷路などあまり難しくないもの、質問しなくてもできるもの、興味が続くものをやらせています。(ぷりんときっず・ちびむすドリル・めいろやさんなど無料で印刷できるものを活用)
なんだか子供がノッていないなと思ったら、好きなキャラのぬりえをプリントしたりもしています。 市販のドリルやぬりえはやりきる前に次のページに手を出したり落書きしてしまったりしてあっという間に1冊終わってしまっていたけど、無料のプリントにしてからは1枚1枚大切にやるようになった気がします。
【遊び】午前中は折り紙・粘土遊び・ブロック・レゴ・ラキューなど指先を使うもの中心に。午後(おやつ後)は本当に自由に遊ばせています。(おままごと、ピアノ、コスプレ、パズルなど)
人がいない朝8時前~9時くらいに、公園で最低1時間は外遊びをしています。鬼ごっこ・縄跳び・マラソン・サッカー・キャッチボールなど、とにかく走って身体を動かす遊びを中心に運動させています。
給食がないので、品目を増やせる和食中心の生活を心がけています。 パルシステムの切身の状態で冷凍してあるお魚や、パラパラの冷凍肉など下処理してあるものを活用するようになりました。時短になるのでかなり便利です。
味噌汁は昼多めに作って夜に具材を足したり、常備菜を作り置きしたりして料理の手間を減らしています。日替わりでサラダスピナーいっぱいにサラダを作り、野菜をたくさんとるよう意識しています。
ご飯を作る気にならないときは、麺類のメニューに頼って乗り切っています。
子供達が集中して遊んでくれているときでも、無意識に耳を済ませていたり子供を視界に入れたりして、子供の様子が気になりまったく仕事に集中できないのが悩みです。
毎朝子供と一緒に思い切り遊ぶようになり、寝かしつけの寝落ちが増えて、予定通りに物事が進まないことがあるのも困るところ…。
ささいなことですが、これまでお昼はジャンクなものや辛いものなど自分好みのランチを楽しんでいたため、子供と一緒だと普通のご飯になってしまったのが残念です。
育児しながらの在宅勤務で仕事に支障が出ることについて、企業サイドはどう思っているのでしょうか。リアルミーキャリアの運営メンバーは、半数以上が子供のいるパパとママ。現在の状況についてどう思っているのか、運営メンバーの上長に聞いてみました。
一般論として、業務を管理する側としては、子供がいない人、在宅勤務だけど比較的仕事が進められる環境にある人、在宅勤務で仕事量が限られる人、それぞれにどうやって仕事を分担するかは難しいところです。
やらなければいけない一定の業務量を決められた人数内で回すときに、なるべく不公平感が出ないように頭を悩ませる会社は多いのではないでしょうか。
独身の自分からみると、育児しながらの在宅勤務がどのような状態なのかは、当事者以外には認識しにくい問題だと思っています。何も言わずに上司側に理解を求めるのは難しいですね。
たとえば、リアルミーキャリアのメンバーは半数以上の人が育児中ですが、在宅勤務をツーオペで回せる人、ワンオペの人などさまざまな状況の人がいます。個々の事情は本人に聞かないとわからない状態です。
育児しながらの在宅勤務が大変なことくらいは、おそらく子供がいない人でも想像はつくもの。ただし個人の家庭の状況まではわからないため、在宅勤務中の業務量や勤務時間について会社や上司に理解をしてもらうためには、自発的にアクションする必要があると言えます。
上司に状況を知ってもらったところで解決策をもらえるとは限りませんが、何らかの情報開示をして状況を知ってもらうだけでも、お互いの現状理解につながるのではないでしょうか。
話すら聞いてもらえなかったり、在宅勤務と育児の大変さを共有したところで邪険に扱われたりするようであれば、厳しい言い方をすると、恐らく今回の件は関係なくそもそも育児に理解がない職場なのだと思います。
育児しながらの在宅勤務は、なかなか当事者以外にはその大変さが伝わりづらいもの。フレックスでない会社では、必ず定時に仕事をしなければいけない、在宅勤務中の育児は禁止といったルールが設けられ、会社の理解が得られず苦労している人もいるようです。
育児をしながらスムーズに仕事が進まないことで同僚の目が気になったり、肩身の狭さを感じたりすることもあるでしょう。
上司や同僚から「子供と在宅勤務をしている人」とひとくくりにされ、上手に在宅勤務できている人を基準に成果を比べられたり、「なぜ私はうまく在宅勤務できないんだろう…」と落ち込んだりするママもいるかもしれません。
しかし、育児をしながらの在宅勤務は子供の人数や年齢、家庭の状況(祖父母の同居の有無)、夫婦それぞれの勤務状況(夫婦のどちらかが子供をみることが可能か)、家の住環境、子供の性格によって大きく変わるため、大変さは人それぞれ異なります。
ほかの在宅勤務をしている人と比べて、落ち込んだり自分を責めたりする必要はありません。できる限りの手を使ってもう十分頑張っているのだから、これ以上無理に頑張ろうと思わなくていいのです。
育児と並行して仕事をしている今の状態は、明らかに今までのライフスタイルは異なる非常事態。仕事も育児も、これまで通りにはいかなくて当然です。できる限りのことを一生懸命やって、ベストは尽くすけど完璧は目指さないという心構えでいる、今は家族の健康が最優先事項だと割り切るのも気の持ち方のひとつです。
日中は精神をすり減らしながらあれこれ工夫をこらし、睡眠時間を削って早朝や深夜を仕事の時間にあてている人は多いのではないでしょうか。最初は気力で乗り切れていても、この状態が長く続くと知らず知らずのうちに心と体に負担が出てくるもの。無理をしすぎて親が体調を崩すことだけは避けたいところです。
そして、つらいときはつらいと声をあげることも大事。社内の同じ立場のママ・パパで悩みを共有したり励まし合ったり、上司に現状を把握してもらうだけでも少しは心が軽くなるかもしれません。
育児しながらの在宅勤務は、各家庭それぞれ違った大変さがあるもの。親子ともに負担が少ない方法を探しながら、長く続けられる在宅勤務スタイルを見つけられると良いですね。
ワーママ専門の転職エージェント「リアルミーキャリア」では、入社すぐから時短勤務可能な正社員の求人をご紹介しています。新型コロナウイルスでさまざまな影響出ている現在も、オンライン面談を実施している積極採用中の企業が多数ございます。
有給休暇の日数や残業の有無・時短勤務可能な子供の年齢、リモート勤務の可否など、細かい条件をあなたに代わって企業に確認します。お気軽にご相談ください。