「子どもが生まれてからも働き続けられる」と思っていても、実際の妊娠・出産・子育てを経て、今のままでは厳しいかもと考えを改めるワーママは多いです。
家族の働き方が変わったり、子育てと仕事の両立に関してママ自身の考え方が変わったりすれば、産休前の会社で長く働くのは難しいと感じることもあるでしょう。
とはいえ0歳の小さな子がいる状態で転職するのは難しいと諦める人は多く、無理のある働き方になってしまうワーママもいるので注意が必要です。
今回は、0歳を抱えて子連れ転職するときのコツを解説します。
履歴書・職務経歴書など応募書類を作るタイミングや、転職活動中の子どもの預け先についても解説するのでご参考ください。
もくじ
0歳の小さい子どもがいるママが子連れ転職を決める理由について、厚生労働省の調査により以下が判明しています。
(※)参考:厚生労働省「仕事と家庭の両立支援に関する現状」
厚生労働省や労働基準監督署に寄せられた「育児・介護休業法における育児休業等に関するハラスメントの防止措置に関する相談件数」は平成28年度から令和4年度まで1,800~2,000件の範囲で高止まりしており(※)、直近7年間で大きな変化は見られません。
「働き続けたかったのに転職せざるを得なかった」「会社の制度やマタハラ(イクハラ)に悩まされて仕方なく転職した」というワーママがいるのも事実です。
ここでは、0歳の小さい子供がいるママが転職する理由について深堀りして解説します。
(※)参考:厚生労働省 雇用環境・均等局 雇用機会均等課「ハラスメントに関する施策及び現状」
育休中に会社が倒産してしまったり経営が悪化したりしてリストラされてしまうケースや、正社員からパート、契約社員になるよう迫られたり、退職を促されたりして仕事を続けられなくなることがあります。妊娠を理由に退職を迫る、正社員から非正規社員になるよう促すといった不利益扱いは法律違反ですが、このような職場で子育てをしながら働き続けるのは難しいと判断して退職するママもいます。
さらに、パート・アルバイトや派遣社員として産休・育休を取得していた場合、復職のハードルはさらに高くなります。復職できるポジションがなくなっていたり、派遣先が見つからず退職するしかなくなったりするケースもあるので注意が必要です。
妊娠を理由に退職を迫られなくても、育休に入る前に上司や職場の人に「育休を取るなんて迷惑」「辞めたら?」などと言われ心が折れてしまったママもいます。まわりを見ても、先輩ワーママがマミートラックにはまっている、ワーママは肩身が狭そうにして働いている…。そんな職場に見切りをつけ、育休中に転職活動をするママも。ほかに、育休中に夫の転勤が決まり引っ越し先で転職をするケースもあります。
とはいえ、育休中の退職・転職は違法ではありません。職業選択の自由が確保されていて、育休取得中の人にも適用されている以上、自分の好きなタイミングで転職できます。育休中に会社の組織体制が変わって復職できなくなりそうなケースもあるため、早めに判断して転職活動を始めておいた方がその後のキャリアを構築しやすくなります。
>>関連記事:育休中の転職活動!復帰しないで転職できる?タイミングはいつがいい?
子育てをしながら頑張って働き続けたいと職場復帰したものの、現職では仕事と育児の両立が厳しいと転職をすることも。子供が病気しがちだったり残業ができなかったりすることなどをわかってもらえないような、子育てに理解がない職場だと働き続けることは難しくなります。
また、支社に異動となって通勤時間が長くなったり、部署異動などで土日祝日も出勤しないといけなくなったりと産前とは職場の環境が変わってしまい転職するケースも少なくありません。
また、「復職してみたら想像以上に育児との両立が厳しかった」と感じるワーママもいます。最初はやる気に満ち溢れていても、忙しい毎日に心が折れてしまったり、より働きやすい環境を求めて転職したくなったりすることもあるでしょう。
育休中の転職と同じく、育休から復帰した直後の転職についても、法律上の問題はありません。子連れ転職はいつでもできると考えれば、継続できないとわかったタイミングで転職活動を始めるのがよいとわかります。
転職をしたいけど、0歳児や幼い子供がいても転職はできるのか、どうやって転職活動をしたらいいのかと悩む人も多いでしょう。
小さな子供を見ながらの転職活動はもちろん、簡単なことではありません。しかし、案ずるより産むがやすし。育休中や育休復帰直後に転職する0歳児のママは珍しくないのです。
コツをつかめば、0歳児を育児しながら転職することは可能です。以下では、具体的な転職活動のコツや注意点について解説します。
ここでは、0歳児の子供がいるママが働きやすい職場の特徴を解説します。以下に該当する職場であれば、子連れ転職して以降も無理なく働けます。
0歳の小さな子どもがいるうちは、時短勤務を選択するワーママが多いです。時短勤務は正社員のポジションを維持したまま労働時間だけ短縮できる制度であり、3歳以下の子どもを養育する保護者から要望があった場合、どの会社でも必ず受理しなくてはいけない法律が整備されています。
ただし、入社直後から時短勤務できる会社は少なく、勤続1年以上の既存社員のみを対象としているケースがほとんどなので注意しましょう。入社面接の際に「0歳の子どもがいるため時短勤務をしたい」と申し出ても、その会社の就業規則で対応できない場合は自動的に選考に落ちてしまうのです。
一方、入社後すぐに時短勤務できる会社も少数ながら存在します。その場合は時短正社員として入社できるので、子育てとの両立にも支障が出ません。子どもが大きくなってからフルタイムに戻す工夫もでき、キャリアの選択肢が広がります。
一般的に時短勤務できる期間は「子どもが3歳になるまで」としている企業が多く、会社が時短勤務を認めなくてはいけない期間も「子どもが3歳になるまで」と限定されています。とはいえ3歳になって急に子育てが楽になることはなく、むしろ保育園でのイベントが増えたり習い事を始めたりして忙しくなる家庭が多いです。「3歳以降も時短勤務したい」と考えるのであれば、時短勤務できる期間が長い会社に転職するのが理想です。
時短勤務できる期間が長い会社であれば、子どもが小学生になるまで時短勤務できたり、そもそも時短勤務できる期間に制限がなかったりするのがメリットです。子育てだけでなく介護や自分の療養のために時短勤務をしている社員もいれば、時短勤務でいることに対する肩身の狭さもありません。
活躍しているママ社員が複数いる職場であれば、ワーママとしてのロールモデルが複数いるためキャリアの参考になるのがメリットです。ワーママ向けの福利厚生が整っていたり、フレキシブルな働き方ができたりすることも多いでしょう。「子育てと仕事を両立するコツを休憩時間中に教えてもらえる」「ちょっとした会話で子育ての愚痴を話せてストレス解消になる」など、何気ないコミュニケーションが仕事をやり抜く精力になることも多いです。
また、ワーママが快適に過ごせる会社は、小さな子どもを抱えるパパにとっても働きやすいのがポイントです。会社全体で子育てを支援する制度が整っているからこそ、居心地の良さにつながるのかもしれません。
ワーママが少ない会社であっても、職場に育児に理解があって助け合っている会社であればワークライフバランスが整います。既に育児が終わっている中高年以降の社員が積極的に両立を支援してくれたり、人員に余裕があって急な欠勤が続いても厳しく責め立てられない会社であれば、無理なく子育てとの両立ができるでしょう。小さな子どものいるワーママを歓迎している会社であれば、子連れ転職もしやすくなります。
また、時間外のミーティングを減らしてランチミーティングに切り替えてる会社や、残業時間の短縮に積極的で全社員の余暇を大切にしている会社も魅力的です。助け合いの精神が根付いている会社であるほど、「お互い様」の気持ちが強まるでしょう。ときには自分が誰かを助けることにもつながり、大きなやりがいが得られます。
子の看護休暇は通常無給でしか取得できず、休めば休むほど給料が削られてしまうことが多いです。「欠勤」にはカウントされないため人事評価・賞与査定に与える影響が少なくなるとはいえ、毎日の生活を支える月収が減ってしまうのは大きな痛手と言えるでしょう。
一方、子の看護休暇が有給で取れる会社であれば、看護休暇をとっても給料が減らされることがありません。収入を気にすることなく看病に集中できるので、子どもが体調を崩してもしっかり治るまでとことん付き合えるのが魅力です。
また、子どもの体調不良時だけでなく、健康診断や通院でも看護休暇を取得できます。0歳から3歳頃は定期健診や予防接種の多い時期なので、有給での看護休暇はワーママにとって非常にありがたい制度となっています。
テレワーク、フレックスタイム制度、中抜けOKなど、柔軟な働き方を認めている会社もワーママに人気です。働き方の選択肢が多くなるので出社にとらわれずに仕事を継続できる他、夫や親戚と予定を合わせながらフレキシブルな働き方ができるのも魅力です。
例えばフレックスタイム制度を導入している会社の場合、夫の勤務予定に合わせて調整しながら夫婦どちらかが早めのお迎えに行くことも可能です。テレワークを導入している会社であれば、インフルエンザによる登園禁止期間などでも家で仕事をしながら子どもの面倒を見られます。
また、柔軟な働き方ができる会社は子どもが育ってからも助かる制度となります。習い事を始めてからの送迎が楽になったり、小学校進学後の学校イベントに対応しやすくなったりするので、0歳のうちから働きやすさを重視して転職しておくのは非常におすすめです。
転職活動をするのであれば履歴書、職務経歴書といった応募書類を作らなくてはなりません。しかし、昼も夜も目が離せず、常にお世話につきっきりなのが0歳児。育児に時間を取られてしまい、いつ書類を作ればよいのか悩むママも多いでしょう。
育児中はまとまった時間を確保するのは難しい。それは仕方がないことです。できる限り、隙間時間をうまく使うしかありません。夫や実家などにお世話をお願いできるのであれば、協力を頼むのもひとつの手です。
0歳児はお昼寝をする子が多いので、お昼寝の時間を活用できます。また、早めに寝かしつけて夜、子供が寝てからの時間も書類の作成にあてられますね。
でも、くれぐれも無理は禁物です。子供が寝ている時間に家事をしたり、寝ている時間に休憩をしたりするママも多いはず。体調を崩してしまっては転職活動どころではなくなってしまうので、疲れているときは無理をしないでくださいね。毎日少しずつでも手を動かせば無理なく作業できるでしょう。
育休が終わって仕事復帰をしているのであれば、仕事の休憩時間や出勤前の時間を活用する手も。荷物にはなりますが、ノートパソコンを持ち歩いて空いた時間に作業してはどうでしょうか。
少し早く家を出て子供を保育園に預け、出勤する前にカフェなどで書類をつくることもできます。また、お昼休みも最大限活用しましょう。手早く昼食を済ませてお昼休みを書類作成にあてることもできます。
休みの日にしっかり転職活動の時間を取り、とことん選考書類の作成や企業分析・面接に時間をかけるのもおすすめです。仕事が休みの日は子どもの預け先がなく、夫婦で休みの日も違うような場合は、思い切って有給を使って転職活動に充てるのもおすすめ。履歴書・職務経歴書の作成だけでなく、転職エージェントへの相談や平日日中の面接にも対応しやすくなります。
また、数時間や半日といった比較的短い時間だけベビーシッターやファミリーサポートを試し、短時間集中型で書類を仕上げる方法もあります。相性の良い依頼先がわかっていれば、いざ転職活動を始めて面接にこぎつけたときも、預け先として利用しやすくなります。
転職活動をするにあたって、「面接のとき子供の預け先はどうしよう」と悩むママもいるでしょう。以下のような方法で乗り切るママが多いですよ。参考にしてみてくださいね。
身近な存在としてお願いしやすいのは、パパ・実家など家族です。パパが平日休みもしくは平日に有休を取ってもらえるのであれば、その日に何件か集中的に面接を入れてしまいましょう。実家を頼れるのであれば、実家にお願いしてその日に面接を入れられます。
夫や実家であればコストゼロで子どもを預けられる他、いつもなついている人に預けられるのであれば子どもの負担も軽くなります。ミルク・おやつ・ご飯の時間やお昼寝のタイミングなども細かく相談できるので、気兼ねなく預けられるという点でもメリットがあります。
夫や実家を頼れないときは、ベビーシッター・一時保育の活用を検討しましょう。相性の良い依頼先が見つかれば、転職活動を始めて面接の予約が入ったときも預け先として活用できます。また、認可保育園では半日程度の一時保育をしているケースもあるため、早めに問い合わせてみてもよいでしょう。
ただし、ベビーシッターや一時保育は事前に面接・面談が必要な場合があるため注意が必要です。預けたいと思ったそのタイミングで即時預けられるとは限らず、申請や空き状況の確認に時間がかかることも想定し、早めに枠を確保しておくのがポイントです。
すでに育休から復帰しているのであれば、子どもを保育園に預けることができますよ。子どもを保育園に預けて仕事は有休や半休を使う、または夕方延長保育を利用して面接の時間を確保するママも多くいます。
いつも通っている保育園であれば、子どもに与える負担も最小限で済みます。先生も子どもの性格や生活リズムを参考にしながら支援してくれるので、預ける側の心理的な負担もありません。お友達と過ごしているうちに、あっという間に時間が経ってしまうことも多いです。
保育園がまだ決まっていない場合、預け先である保育園の確保が急務となります。保育園が決まっていないと「内定が出たのに働けない」という落とし穴が出てしまうため、実質的に内定が意味をなさなくなってしまうので注意しましょう。
転職活動を機に本格的に子どもの預け先を探したいのであれば、新規で入園させる認可外保育園探しから始めるのがおすすめです。認可外でも保育園が決まってしまえば安心して子どもを預けられる他、転職活動に割く時間も生まれます。認可外保育園では、認可保育園と違って空きさえあれば育休中でも転職活動中でも利用でき、就労の有無を問わないのがメリットです。
もちろん、第一希望の認可保育園が空き次第転園することもできるので、転職活動の進捗状況や子どもと保育園の相性次第で決めるのもおすすめです。
授乳の関係などで、0歳の子どもを長時間預けるのが難しい場合、夫や実家の親などお願いできる人と一緒に面接会場の近くまで行き、公園やカフェで待ってもらう方法もあります。面接など短時間で終了する予定であれば、遊び場や児童館なども活用できるでしょう。
短時間であれば一時保育も見つかりやすい傾向にあるため、外部サービスを活用するのもおすすめです。ベビーシッターであればレンタルスペースなど場所さえ手配できれば短時間保育をしてくれるケースもあるので、相談してみましょう。
0歳の子供をみながら転職活動をするのは簡単なことではありません。小さな子供を持つママが転職活動をするときの注意点は以下の通りです。
子連れ転職をする場合、子どもの面倒を見てくれる固定の預け先がないと転職しづらいのが事実です。保育園が決まっていないと「内定を出したはいいが実際に働くとき子どもはどうするの?」「うちは子連れ出勤には対応していないけれど、どうやって働くのだろう?」と懸念されてしまいます。もし固定の預け先がないのであれば、実家が100%面倒を見てくれるなど信頼できる事情を伝えない限り、優秀な人でも内定にこぎつけるのは至難の業です。
とはいえ、実家の両親が体調を崩したり都合が悪くなったりすることも想定しなくてはいけません。安心して預けられるのは保育園であり、転職活動より先に保活が急務となります。
転職活動中は忙しいかもしれませんが、無理は禁物。最優先すべきはママと子供の体調です。子供の体調が悪ければ転職活動どころではなくなってしまいますし、ママが体調を崩してしまうと転職活動にも家庭にも影響が出てしまいます。面接にも睡眠不足や体調不良な状態ではなく、ベストなコンディションで臨みたいですよね。0歳児のママはまだ夜間授乳をしている人も多いですし、夜泣きに対応してまとまった睡眠がとれないことは珍しくありません。なるべく睡眠時間は確保しましょう。
応募書類の作成や面接の準備などは隙間時間を使ったり、まわりに子供の世話をお願いしたりして無理をせずに焦らずコツコツと作業を進めてくださいね。
子供が小さいうちは、さっきまでは元気だったのに急に熱を出すということがしばしばあります。大事な面接の日は複数の預け先を確保しておくと安心です。保育園に通っていて有休や延長保育を利用して面接に行く場合、念のために夫や実家、ベビーシッターなどほかの預け先も確保すると良いでしょう。預け先を複数考えておけば、子供の体調不良で登園できないとき面接に行けないといった事態を回避できます。
事前に有給残日数をチェックし、転職活動にその程度の日数を割けるかシミュレーションしておきましょう。有給残日数が多ければ多いほど、転職活動に本腰を入れて取り組める日数を増やせます。子どもが寝た後の時間や休日を使う必要もなくなる他、急に転職面接が入っても有給で対応できる日が多くなるため、心の余裕にもつながります。
とはいえ、有給の全てを転職活動で使い切ってしまうのは不安が残ります。子どもの体調不良や急な通院があったときに有給が使えなくなってしまうので、あくまでも「何日までなら有給で使えそうか」の視点でシミュレーションすることが大切です。
転職後の生活リズムを、事前にシミュレーションしておきましょう。出退勤の時間だけでなく、家を出る時間(帰る時間)、保育園に着く時間(出る時間)、家事のボリューム、夕方以降の子どもの過ごし方…など、リアルなシミュレーションにすることが大切です。家事に無理が出そうなときは家事代行サービス・時短家電・時短調理セットなどをフル活用し、なるべく負担を減らすことが大切です。
事前に生活リズムがわかっていれば、時短の交渉や企業選びもしやすくなります。反対に、ぼんやりとしたイメージのまま転職活動を始めてしまい、いざ入社してからミスマッチに気づく方が両立の妨げとなるため注意しましょう。
自分のキャリアプランは、事前に家族と共有しておくことも大切です。なぜ転職したいのか、いつまでにどんな会社に転職したいのか…など、具体的な思いを共有しておきましょう。転職活動を始めてからは、定期的に進捗を伝えることも大切です。
転職活動中は、夫や実家に協力してもらうことも多くなります。「家族だから」という理由で無条件に手を借りるより、キャリアプランに理解を示してもらって積極的に支援してもらう方が、無駄な衝突を避けやすくなるでしょう。特に生活をともにする夫とはキャリアビジョンをお互いに共有し、働き方の改善に取り組むのがおすすめです。
最後に、0歳の子供をみながら上手に転職活動するコツを解説します。これから子連れ転職しようか迷っている方は、以下をご参考ください。
子育てに理解が深い会社では、オンライン面接や子連れ面接がOKな場合があります。どうしても子供の預け先の調整がつかないときに限り、ダメもとで「もしお許しいただけるのであれば…」というスタンスで聞く心構えでいましょう。くれぐれも、最初から「オンライン面接希望」という言い方にするのは厳禁です。とはいえ、オンライン面接と比べて子連れ面接はまだまだ主流になっておらず、相談の仕方にも注意が必要です。
オンライン面接に対応してもらえる場合、外出することなく面接ができるため、預け先を確保しない状態でも転職活動ができます。4月の一斉入園しやすいタイミングから逆算して転職活動を始めることもできるので、検討してみましょう。
子連れ転職をしたいのであれば、ワーママ向けの転職エージェントを利用するのがおすすめです。ワーママ向けの転職エージェントでは、一般的な総合型転職エージェントよりワーママ向けの求人を充実させています。テレワークやフレックスタイム制度が使える会社、ワーママ比率の高い会社、子育てに理解があり福利厚生が整っている会社…など、人気の高い希少求人に応募できる可能性が高まります。同時に、入社直後から時短勤務できる求人も多数取り揃えているので、応募時のミスマッチを防ぐ効果も高いです。
また、ワーママ転職エージェントは「転職を検討している段階」からでも使えます。転職するべきか悩んでいるときや、子連れ転職の難しさに心が折れそうになっているときでも気軽に相談できるので、困ったときはプロのキャリアアドバイザーを頼りましょう。
履歴書・職務経歴書づくりは転職エージェントに依頼できるため、サービスを賢く使って書類づくりの手間から解放されるのもおすすめです。転職エージェントの書類作成サポートを使えば、過去の経歴・実績・知識・スキル・転職理由・転職先でのキャリアビジョン・自分の強みや弱み・保有資格などをフル活用して履歴書・職務経歴書に落とし込んでくれます。志望動機を文章化するサポートも得られるので、面接準備の一環として活用してもよいでしょう。
リアルミーキャリアでも、履歴書・職務経歴書づくりのサポートを実施しています。ワーママ向けの転職エージェントなので、ワーママにとって使いやすい選考書類の準備が可能です。
0歳を抱えての子連れ転職は難しくハードルが高いと感じてしまう人は多いですが、実はコツを抑えて確実な準備をして臨めば不可能ではありません。子どもの預け先を確保しつつ、ワーママ向け転職エージェントを活用するなど最大限工夫すれば、0歳の子どもがいるワーママでも無理なく転職できます。
リアルミーキャリアでは、転職の成功だけでなくその後のキャリア構築や労働環境改善を叶える転職をサポートしています。履歴書・職務経歴書づくりのアドバイスや外注にも対応してるので、お困りの方はお気軽にご相談ください。